[田山/施設]笹瀬橋(Sasase Bridge)

国道163号線沿いに、「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」があります。道の駅の南側(三重県側)入口に今山交差点があります。そこを道の駅と反対側へ入ると、JRの下をくぐって田山方面へ道が続きます。まもなく、木津川へさしかかります。

 

 

笹瀬橋を渡ります。

 

ここはかつて、橋ではなく、渡し船がありました。明治40(1907)年に、橋が架けられましたが、その年の水害で流れてしまいました。翌年、再度、橋がかけられましたが、大正6(1917)年にまた流されました。またまた橋を架けましたが、昭和28(1953)年に流されました。

 

昭和31(1956)年、鉄筋コンクリート製の笹瀬橋が完成しました。長さ85メートル、幅5メートルの鉄橋です。なんでもない橋に見えるかも知れませんが、3度流された末、4度目の正直です。大変な苦労と、大きな祈りがこめられた大切な橋です。

 

 

橋の上からは、木津川が見渡せます。

笹世橋の上下流は釣り人が多く見られます。ルアーでのブラックバスつり、夏の鮎つりにいいそうです。極めて珍しいヤマセミも時々姿を見せてくれます。双眼鏡も忘れずに。

 

 

橋を渡ってすぐの光景です。