[童仙房/寺社]ないおん寺(Naion Temple)

ないおん寺は、泥洹寺と書きます。
1869(明治2)年に開拓が始まった童仙房では、1876(明治9)年、京都府知事が本願寺管長にはかり、開拓民たちの説教所を設置しました。童仙房には本願寺派に帰依する者が大勢いても、仏の教えを聞くことができないと嘆く声がありました。そこで、京都市内の泥洹寺を移転し、1876(明治11)年10月8日、童仙房に泥洹寺が創立されました。同年11月に行われた遷座法要をもって、泥洹寺創設とされています。浄土真宗西本願寺派で、本尊は阿弥陀如来立像です。4代まで住職がいましたが、現在は無住となっています。

 

童仙房公民館の前を道路が走っています。公民館の斜め向かいに、東海自然歩道の案内板があり、ないおん寺前に休憩所があることが記されています。

 

 

案内板の向かいにないおん寺があります。

 

 

ないおん寺に向かって参道を行くと、六角形の屋根をした休憩所があります。

 

 

休憩所のすぐ向こうがないおん寺です。